第1回 The Software Architect Elevator 読書会@リモートのログ
引き続き Discord によるオンライン開催。
今回は Chaos Engineering の補習をしてから The Software Architect Elevator に進む。
次回は 04. Enterprise Architect or Architect in the Enterprise?
から。
トピック
- Snowflake が気になる
- M1 Mackbook Air が手元にやってきた
- 親類が新型コロナウイルスに感染したけど大事なかったらしい
- Qiita のアドベントカレンダーに投稿した
- 転職活動が盛り上がりつつある
- ネットワーク回線の引き回しとかカメラを宙づりにするとかいろんなリフォームをした
ディスカッション
20. The Case for Security Chaos Engineering
- GitHub - Optum/ChaoSlingr: ChaoSlingr: Introducing Security into Chaos Testing
- 企業が主体となって公開する本業と異なる目的のツールはアーカイブされがち(主観)
- パープルチームエクササイズってなんだろう
- 攻撃(レッド)と防御(ブルー)だけではゲームになってしまうため、それぞれの内容を混合したチーム(パープル)を使うみたいな
- 普通のカオスエンジニアリングの話のような
- セキュリティの取り組みは基本的に未知への対応なので同じような話になりがち
21. Conculusion
- 人間が重要だった
- "Risk Management in a Dynamic Society: A Modelling Problem"
- 安全性の向上に加え、境界を可視化すること
- インシデントレビューやレジリエンシーを文脈として普遍の知識とすることは、「根本原因」を探したり、ルールを適用したりするより実用的かつ実践的である
- 直感に反している事例3つ、もっと掘り下げてよかったと思う
- 直感的には、システムに冗長性を追加すると安全性が高まることは理にかなっている。残念ながら、経験からこの直感は正しくないことが分かっている
- 直感的には、システムから複雑さを取り除くことでシステムがより安全になることは理にかなっている。残念ながら、経験からこの直感は正しくないことが分かっている。
- 直感的には、システムを効率的に運用することで安全性が高まることは理にかなっている。残念ながら、経験からこの直感は正しくないことが分かっている
完走した感想
- 付録として、実践に向けたガイダンスや参考文献への足がかりがあるとよかった
- Manning | Chaos Engineering とかよさそう
- オンラインのリソース集になってる GitHub - dastergon/awesome-chaos-engineering: A curated list of Chaos Engineering resources. とかよさそう
第一部 アーキテクト
- 頻出フレーズ
corporate IT
- どういう意味だろう
- 「社内の情報システム部門」みたいな理解でよさそう
- 「ゾンビの中で生きたいと思わないように、システムを(ブレードランナー的な意味で)「解任」させることも含まれている」
- どういう意味だろう
- ja.wikipedia.org/wiki/ブレードランナー
脱走レプリカント達を判別し見つけ出した上で「解任(抹殺)」する任務を負うのが、警察の専任捜査官「ブレードランナー」であった。
頻出フレーズ
First Derivative
- どういう意味だろう
一次導関数
ではないと思われる- 第一級の派生物(証券の派生商品的な)じゃないかなぁ
アーキテクトっていう職種はある?あるとしたら仕事の切り分けってどうしてる?
- まさに「浮世離れ」した人でレビューとか相談相手とかしてる
- プラットフォームに近い領域から全体を俯瞰する仕事をしてる
- SIer 的な組織で自分の名刺にアーキテクトって書いてた
- PM と具体的な作業をする人たちの成果をつなぐための仕事をしてた
- 設計書のフォーマットを用意する
- 設計書の記述を実装に変換するためのガイド
- PM と具体的な作業をする人たちの成果をつなぐための仕事をしてた
- いわゆる「ソリューションアーキテクト」は「技術営業」相当
- 公開されてる job description
人と人とをつなぐ仕事と、システムとシステムをつなぐ仕事があるような気がしてきた
わたしたちにとって典型的なアーキテクト象は「マーティン・ファウラー」
- アナリシスパターンの分かりにくさが印象的
- 最近は技術要素の細分化が激しいのでアーキテクトの役割も細分化していっている
01. アーキテクトエレベーター
なるほど。ビルのメタファーだったのか
- ペントハウスとエンジンルームを行き来するためのエレベーター
どういう人がアーキテクトとして残るんだろう
- 今の会社(組織)が好きな人は残りそう
- ビジネスではなくビジネスを実現する仕組みが好きな人、という意味
- 今の会社(組織)が好きな人にはドラスティックな変更が大変そう
- 今の会社(組織)が好きな人は残りそう
2. Movie-Star Architects
03. Architects Live in the First Derivative
first derivative
の訳語はどうしよう・・・なんでいきなりアーキテクチャの重要な要素とか言い出してるのか
- 突然すぎてびっくりする
- first derivative がビルドツールチェインだという説明をしたいから、その必要性を変更頻度に求めている感じ?
- 大筋は理解できるけど、文章構成に疑問が残る
相変わらず CTO の仕事とアーキテクトの仕事の区別が分からない
- CTOは立場、アーキテクトは役割
- 立場には責任がついてくるけど、役割はそうではない
- CTO=親分、アーキテクト=鉄砲玉、みたいなイメージ
変更が不要なシステムは現実的に存在しないので、変更は必要だよね、その上で時間とか規模とか考えていくと変更頻度が重要なことは分かるよね、という展開なら分かる