第3回 The Software Architect Elevator 読書会@リモート
引き続き Discord によるオンライン開催。
今回は 9. Architecture Is Selling Options(第9章 アーキテクチャはオプション取引)
から。
次回は4/17(土)、14. If Software Eats the World, Better Use Version Control!
から。
参加者トピック
- 在宅勤務に最適化するための引っ越しを敢行
- 家族(ペット:命名シロ)が増えました
- 言語力の不足を痛感する事件があった
- エヴァンゲリオンロス
- 「世界の車窓から 特別編集版」にはまってる
- 時差の違いでとても疲労した
- 流動性の高まりを実感した
- Microsoft Igniteで紹介されていた Power Automate が気になる
ディスカッション
9. Architecture Is Selling Options(第9章 アーキテクチャはオプション取引)
- 株取引におけるオプションの価値の数理モデル「ブラックショールズ方程式」
- 実質的には別のオプションを諦めることで、あるオプションにお金を払っていることになる。
- Gregor Hohpeがmartinfowler.comに寄稿した文章をGregor Hohpeの本で引用してる
- プロジェクトマネージャの認識する時間軸はアーキテクトのそれより短くなりがち(という著者の意見)
リアルオプションという考え方はいろんな業界で使われている
スケーラビリティ以外のオプションが思いつかない
- 文中にはJavaを採用することでプラットフォーム非依存にできるという判断が記載されている
- クラウドプロバイダーの切り替えってできるのかな
10. Every System Is Perfect…
コンポーネントの内部構造や組み合わせ方に執着するのではなく、全体としての系の振る舞いに着目しましょう、的な。
- 21世紀の資本 - Wikipedia
- Amazon | Thinking in Systems: A Primer | Meadows, Donella H., Wright, Diana | Economics
- コモンズの悲劇 - Wikipedia
- ビールゲーム - Wikipedia
- Amazon | Inviting Disaster: Lessons From the Edge of Technology (English Edition) [Kindle edition] by Chiles, James R. | Mechanical | Kindleストア
11. Code Fear Not!
ソースコードを恐れる人たちと、そういう人たちが設定だけで済む製品を好むことに対する意見。
セールスフォース・・・・・・
「著者はビジュアルプログラミングツールを提案するベンダーのデモについて2つのテストをする」の解釈
- 「抽象化の範囲から故障が漏れていることに気づいているんだろう」とはどういう意味なのか
- 運用上よく起きる間違いを実演して見せてツールとしてはそれをどのように扱うのか聞いてみようとしたけど、ツールの扱う概念として考慮できていないのではないか、という著者の意見
- Failure doesn’t respect abstraction. - The Architect Elevator
12. If You Never Kill Anything, You Will Live Among Zombies
- レガシーの置き換えというと Kubernetes が俎上に上がることがあるけど組織が対応できない
13. Never Send a Human to Do a Machine’s Job
自動化、セルフサービス化、セルフサービス化の先、みたいな話