グロースエクスパートナーズを退職した
2012年から2021年まで、長い時間を共にしたグロースエクスパートナーズを退職した。
グロースエクスパートナーズは顧客と共に成長していくことをモットーにした不思議なSIerです。
2022年の時点では、東京都庁の近くにある新宿野村ビルの48階にオシャレなオフィスを構えながら、昨今の社会情勢に対応してリモートワークを推進しています。
優秀な多くの若者と、元気な少数のシニアが一緒になって、業務プロセス改善やシステム開発、運用保守、PoCなどに取り組んでいます。
アトラシアン製品を中心とするモダンな開発環境を備えているし、反復型や工程管理型などさまざまな開発プロセスにも習熟しています。
興味のある人は応募しましょう。
(プロモーションここまで)
そして退職に至る
待遇は良く、信頼できる友人も、尊敬できる上司もいる。扶養義務や何らかの負債や負い目があれば、退職という判断はありえなかったはずだった。
転職支援サイトを通じて何度かカジュアル面談のお誘いをいただいて、色々な会社の様子を聞いた。同時に自己紹介を繰り返すことにもなり、業務経歴書を何度も読み直した(業務経歴書自体は在職中に作成して、自己紹介代わりに社内のいろいろな人に見せていた)。
それで気付いたのは、自分が仕事として向き合ってる世界の狭さだった。しかも、年々狭くなっていっている。そして原因は全部自分の判断だった。中堅社員が実績に頼って仕事を選り好みして、負担を会社に押し付けていたのだ。
「達人プログラマー」や「闘うプログラマー」に心を躍らせ、「アジャイルサムライ」に背中を押された人として、これではいけないと思ってしまった。
今思えば、心を改めてやり直す選択肢もあった。しかし、その時はもうこの場を去るしかないと思ってしまった。
その結果、「挑戦してみたい」なんていう、ありふれた理由が生まれることになったのだった。内心はどうであれ、表面的には快く受け入れてくれたことに大変感謝している。
k村さん、いろいろ相手してくれてありがとう。これからも友人として付き合ってくれると嬉しい。
w智さん、GxPに招いてくれてありがとう。これからも友人として付き合ってくれると嬉しい。
そしてw邉さん。偉大な親分、健康に気をつけて欲しい。
とりあえず、今度は神楽坂の居酒屋で呑みましょう。
(普段こういうこと考えないので涙出てくる)
その後の話
新たな環境で成果を出せたら書く(この前、最低限の成果は出せた気がする)。それまでは永遠の試用期間の気持ち…辛くない?
ネガティブな面
もともと所属意識は薄かったのだけど、数年先を見据えた事業目標を聞いて「なんか違う、そういうことをやりたいとは思えない」と思ってしまったのはある。