プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

プログラマが知るべき97のこと

知人経由で書籍をいただいたのが初めてなのでメモ。
世の中何が起こるか分からないものです。

寄稿者

この本は 81 人ものトッププログラマによる 107 のエッセイ集なんですが、
寄稿者紹介をちゃんと読むと意外なことが分かります。
トッププログラマというと有名な OSS 開発者とかそういった人々をイメージしがちですが、
いわゆる企業プログラマと思われる方も何人か含まれています。

そういった方のエッセイ読んでると、普段話をしない自社の人の中にも
面白いアイデアや、ためになる考え方を持ってるんではないかなーと希望が持ててよいですね。

印象に残った話

いわゆる入門本やサクセスストーリーからは学べないこれらの教訓が印象に残りました。

  • 07. 共有は慎重に
  • 25. 見られて恥ずかしいデータは使わないこと
  • 52. 「その場しのぎ」が長生きしてしまう
  • 88. コードは生涯サポートするつもりで書く
  • 92. 顧客の言葉はそのまま受け取らない

特に 07 は今の時代とても重要。
自分も身をもって経験したことがあるので、とても納得いく話でした。

IDE 支援によって、同じようなコード片をまとめてメソッドに抽出するリファクタリングが可能になってしまっているからです。
レガシーコードでそれをやると、大抵の場合で見えない副作用によってコードが壊れてしまうでしょう。

こちらもおすすめ