CGI の終わりの始まり ? 世の中の初心者向け Web アプリケーション開発書がますます陳腐化するような流れ



JavaServlet API として実現したアプリケーションサーバのポータビリティを、各種言語でも独自に実現しようという流れ、みたいです。


use CGI|require 'cgi' をしましょう、とか、そういった初学者向けの情報(Web、書籍)は、実際の環境とますますミスマッチしていくことになるでしょう。
検索すると、と○ほのWW○入門とかが検索上位にきてしまう現状はなんとか変えられないですかね。
あと、古い入門書は廃刊にして、すべての在庫を破棄するとか。




これらは、アプリケーションサーバと Web アプリケーションフレームワークの間をつなぐ API レイヤです。ということを Rubykaigi2009 の発表を聞いて理解しました。


時期的には WSGI (PEP-333) が一番古いみたいだけど、名前が悪いですよ。何で頭の P がないのかな。

the Python Web Server Gateway Interface (WSGI)


PSGI (ラブプラス?) は Rack の仕様をベースにするみたい。
でも、リファレンス実装は Http::Engine から抽出されるそうなので、そういうふうになるのかなと。

仕様は Rack/WSGI の仕様をベースに策定されます。ほぼコピー&ペーストですが、一部を Perl らしく改変します。たとえば、Ruby ではイテレータが主流ですが、Perl では主流ではないし言語の機能ではないので、イテレータをつかっている部分は他の方法をつかうように規定されます。


こういった環境は世の中のシステムを進化させる一方で、初学者、入門者に対する壁を増やすことになります。
大歓迎です。