分割統治と役割分担、そして職務を越えた協業
ソフトウェア製品を製造、販売して対価を得るという仕事。
製造や販売はそれぞれが複雑で困難なので、より簡単で小さな問題へと分割していった。
問題領域が狭く、専門化することで、問題解決者に求められる知識や技能も特殊化していった。
そういった経緯があり業界では今のような組織が一般的になっているのだと思う。
しかし、分割された問題領域の共通性が見いだされたことで、専門性の境界を跨ぐ課題が顕在化し、新たな役割が求められるようになった。
繰り返し現れる構造のような気がするなぁ。つまりパターン。
IT の利用範囲の拡大やコモデティ化により、今までの役割分担と問題の構造が合わなくなってきたのかもしれない。
振り子のように周期性のある傾向なんじゃないか、という意見もある。