第15回 Microservices Patterns 読書会@リモートのログ
今回が最終回でした。初めての Discord によるオンライン開催。
全体的な感想として、モノリシックアプリケーションを継続的に開発していく途中で避けられないビジネス課題のソリューションを模索する内容でした。 DDD や CQRS といった方法論に深入りせず、実現方法に注力しているので手元にあると助かるような気がする
JavaEE勉強会自体は継続していて、次回からは "Chaos Engineering(by Nora Jones, Casey Rosenthal)" を読んでいくことになりました。 O'Reilly Report の薄い本ではなく、2020-04 に出版予定の分厚い本です。
javaee-study.connpass.com learning.oreilly.com
対象
13. Refactoring to microservices
を読み終わりました。
トピック
実際、ストラングラーアプリケーション戦略を実施できてる?
- 事業的な優先度によっては目の前の課題に引きずられがち
- 某○○○ションサイトではいろいろ検討した結果お手軽そうな「トップページ」から移行したりした
マイクロサービスアーキテクチャへ移行する理由付けとしては弱いと思う
- これだけではステークホルダーを説得できないと思う
- タイトルに「Microservices」と入ってる本で組織レベルの解決策を呈示してる本なんてあるんでしたっけ
- 理論武装するために LeanとDevOpsの科学[Accelerate] は必読(らしい)
Order
が神クラスだからDelivery
を分離するのは大変とか書かれてるけど移行は関係なくそもそも別のテーブルとして設計するものじゃない?- 秘伝のタレを付け足していったせいなのかな
- モノリスのソースコードを見れば何か分かるかも
Delivery
という概念が抽出されていなかっただけだと思う