感想「DevLOVE 今、未来に繋がるために帆を立てるとき。」
4月23日 DevLOVE 今、未来に繋がるために帆を立てるとき。(東京都)
これも。
◆横を縦に!デブサミ2011の再演◆
2011/2/17〜18に目黒雅叙園で開催されたDevelopers Summit 2011
(通称:デブサミ2011)4トラックが同時併催で走るセッションの中で
最も、受講者の方がどのセッションを選択するか迷った、
2/18の朝一番のセッション4つを、スピーカーのみなさま、会場を
提供してくださる楽天さまのお陰で、DevLOVEが横並びから
縦並びへ転換し、再演いたします
2011/4/23 DevLOVE 今、未来に繋がるために帆を立てるとき。(東京都) - Togetter
仕事を調整できなくて創発 未来につながるために 世界に帆を立てるために Developers Summit 2011に参加できなかったのでとても楽しいものでした。
場を作ってくれた参加した全ての方に感謝します。
どんなイベント?
- 創発 未来につながるために 世界に帆を立てるために Developers Summit 2011で同じ時間に並行して開催されたセッションを縦にしたもの
なんで参加したの?
- 参加した人のログとかで追体験して面白かったから
- これからの6ヶ月の目標を立てたのでそれを強化したかったから
どんな内容だった?
プログラムリストはこんな感じです。
1セッション50分、休憩10分を挟んでぶっとおし。
- 嵩原將志 氏 (@take3000)
- これからのRIAの話をしよう 〜システムの利用者と開発者にやさしいUXとUI設計について〜
- 鈴木雄介 氏 (@yusuke_arclamp)
- 和田卓人 氏 (@t_wada、id:t-wada)
- プログラマが知るべき、たったひとつの大事なことがら
- よしおかひろたか 氏 (@hyoshiok、id:hyoshiok)
これからのRIAの話をしよう 〜システムの利用者と開発者にやさしいUXとUI設計について〜
ドナルド・ノーマンはちらっと出てきたけど、ヤコブ・ニールセン (ニールセン博士のAlertbox – U-Site) は出てこなかった。
Web ユーザビリティとは向いてる方向が違うんだろうか、という疑問が残ってしまいました。
結局渾身会で UX な人に「論文を書くためじゃないから〜」的な話を教えてもらったので、そういうことなんだと思います。
なぜソフトウェアアーキテクトが必要なのか 〜未知なるソフトウェアに形を与えよ〜
品質特性 (ISO9126-1 (JISX-0129-1)) の図を引用して人の活動まで含めたソフトウェアの依存関係を概観し、
アーキテクトの役割について解説されていました。
図は http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html で検索すればオンラインで読めますが、
Mac の Preview だと見れない...
身近にアーキテクトがいなかったので新しい考えだなーと思って聴いてたのですが、後に調べた結果常識だったことを知るなどしました。
- 「アーキテクトが設計するのはストラクチャー (構造) ではない」
- 「ステークホルダーの利害を調整」
- 「関心事 (ビュー) の整合性をモデルとして記述する」
- 「アーキテクチャがマネージメントの土台になる」
- 「アーキテクチャが安定すればマネージメントも安定する」
- 「ソフトウェア開発では新しいアーキテクチャが繰り返しの効率化を越える場合もある」
PMBOK や "Software Factories" について自分には関係無いと思って無視してたけど、押さえておかないと話が理解できないってことが分かりました。
アーキテクチャ記述推奨プラクティスとか、2005 年頃の既出の話だったのですね。
アーキテクトでなくても、アーキテクチャについて考えるなら欠かせないことが簡潔にまとめられていました。
これは分かりやすかったので実践しやすそう。
- 客観性という神の視座
- ステークホルダーに対する説明責任
- 客観を主観によって切り取ったという事実に謙虚であること
プログラマが知るべき、たったひとつの大事なことがら
和田さんのファンなので客観的な判断ができないことが分かりました。
でも、和田さんだからいろいろあったわけじゃなくて、みんなにとって同じくらいのいろいろがあるんだよなーとか思いました。
そんないろいろを聴いてみたいので、97きのこ本を読んだ人は、108番目のきのこを生やす会 : ATND に参加して 108 番目のきのこを書くべきです。
ハッカー中心の企業文化を日本に根付かせる
ハッカー気質な受け答えする方だなーと思ってました。
トップが下のほうの人と話すネタにする (あるいは推奨する) ため、という"スカンクワーク" の実態は面白いものでした。
5%っていう数字には注意が必要で、20人の組織なら1人しかいないってことになってしまう…これは恐しい。
懇親会
わいわいがやがやしてました。
- @ShiroKappa 様、タクシー代のこと失念しておりましたごめんなさいごめんなさい
- @goyoki さんと C のテスティングについて話したり
- 「テストファーストが当たり前」な開発を経験して今は UX をされてる人と話したり
- @dproject21 さんとデスマーチの定義について話したり
- @Qooh0 さんにスクラムの基礎の基礎を教えていただいたり
- 「CSPO 認定試験とか座ってるだけ」というちょっとあれな話を聞かせていただいたり
お話させていただいた方々、ありがとうございました! 楽しかったです。
今後やること
- 「開発の楽しさ」を共有するための勉強会を開きます
- 今回は前日に新入社員歓迎会でとりとめない宣伝するとかちょっとあれだったので改善したい
- チームメンバ1人は誘ったけど会えなかったな...