第2回 Chaos Engineering 読書会@リモートのログ

javaee-study.connpass.com

前回から引き続き Discord によるオンライン開催。

対象の本はこれです。

learning.oreilly.com

こんな感じで進めてます。

  • 当日まで
    • 分担を決めた部分を要約してくる(立候補制)
      • 最終的に内容が理解できるなら形式は自由です
      • 非公開の Dropbox Paper で共有してます
  • 当日
    1. 自己紹介
      • 好きなものとか最近の興味とかそういう
    2. 要約した人が読む!(文字通り読み上げてる)
    3. 原文の意図であろうと、要約した結果であろうと、意味のわからないところにつっこみを入れ、納得できる落としどころを探る
    4. 次の章に進む(2に戻る)

次回は 2020-06-20 の 13 時から始まる予定です。

javaee-study.connpass.com

イントロダクション

読んだ範囲

  • 3.2 から 4.3 まで

議論

3.2 What Chaos Engineering Is Not

3.3 Advanced Principles

  • 本番環境で実験しよう

    • カオスエンジニアリングのスコーピングの話のような気もする
  • 実験で見つけた問題の重要度の評価はとても難しい

    • DR のコスト試算とか難しい
    • 経営陣を説得するのは大変なんやで
  • after コロナで破滅したトレンド予測に対して、カオスエンジニアリングの存在感が増している可能性

3.4 The Future of “The Principles”

Part II. Principles in Action(行動原則)

4. Slack’s Disasterpiece Theater (Slackのディザスタピースシアター)

4.1 Retrofitting Chaos (カオスを組み込む)

4.2 Disasterpiece Theater

  • 回帰テストっぽい
  • Goal と Anti Goal の捉え方 (参加者の意見、面白い考え方だなと思った)
    • カオス原則に則ってるのは Goal で、そうでないのは Anti Goal にしてるのかな

4.3 Process

  • もはや避難訓練そのもの
  • 負担を考えると毎週やると死ねる

    • 開発者はズルし始める(出張したり休んだり)
  • ユーザーへの影響を最小化する、という考え方ではなく、どこで障害を発生させるのか、から考え始めてる様子に違和感があった

  • なんで開発環境、本番環境の順に実験するのか

    • 開発環境と本番環境は別の環境だから
    • 片方で発生したものがもう片方で発生するとは限らない
    • リハーサル的な。
    • つまるところ規模の違いが要因になってるような気もする

参加者それぞれが環境の違いによる問題の発生体験を開陳。引きそうな内容もちらほら。

オンライン読書会 Tips

  • 休みどころがつかみにくい
    • 1時間以上続くやりとりでは、意識して休憩時間を設けないとたぶん消耗する
  • Krisp の無効化
    • 最近 Discord の音声入力設定でノイズキャンセリングのための Krisp が使えるようになったけど、有効にすると音声がプツプツと途切れがちになる
    • たぶん話し手が意識すればいいんだけど、それはそれで面倒なので無効化しておく
  • Discord アプリの音声入力設定
    • いろいろ自動調整を無効化しておくとよい(音量自動調整を無効化しておくと発話の最後が切れにくくなるとか)
  • リアクション問題
    • Discord の Live 配信にはリアクションを送れないのでチャットのほうであれこれ書くことになる
    • たぶん Discord はそういう文化なので利用する側が最適化したほうがいいんだと思う