邦題「ALONE〜孤独のサバイバー〜」を一気に観た

 

舞台は野生の熊や狼が徘徊する無人島。ヘリコプターでばらばらの場所に配置された十人の参加者が、最後の一人になるまでサバイバルし続けている。

YouTubeでブッシュクラフトの動画を見るのが好きなんだけど、こういう作られた感を排除した作り話も好きです。

 

序盤はみんな元気で、それぞれなりにブッシュクラフトしているのが面白い。熊や狼の存在がアピールされるのはこの辺だけで、ひやひやしながらも安心して見れる。

脱落者が出てくる頃になると、泣きながら家族に会いたいと言っていた翌朝にはまだ頑張れるぜ、と意気込んでいたりするので、見てる方の感情を無駄に揺さぶられる感じになってくる。食料を求めて海岸をさまよったり網漁したり設置罠しかけたり、いろんなアプローチが見どころかな。

終盤は逃げていた過去に向き合ったり、新しい自分を見つけてしまったり、神に感謝したり、いろいろなことが起き始める。人数が減ると一人ひとりの時間が長くなるので、30分くらい自分語りしてる回もあった(気がする)。大雨、暴風、昼間でも氷点下、ととにかく環境がひどいことになっているので、見ていると不安になってくる。

ほとんどの参加者はやりきった、あるいは、やることを見出して去っていくんだけど、その後の様子が収録されてないのは残念だった(最後まで残った人のエピソードはあってよかった)。